ひらがなの「ゎ」について考える・歴史的仮名遣いの話
こんにちは。今日は数年に一度の大雨らしいですね。ボジョレーヌーボみたいな評判。
昨日に引き続き、ひらがなの「ゎ」について考えます。
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そもそも「ゎ」っていつ使うの
「ゎ」について考えはじめた経緯をつらつら書きたかったのですが、飽きたので先に「結局「ゎ」ってなんだったのか」について書きます。(驚きの構成力のなさ)
まず、皆さんは「ゎ」が使われている場面を見たことがありますか?私はパッとは出なかったのですが、
宮沢賢治の雨にも負けずの一節、
北にケンクヮヤソショウガアレバ、のケンクヮ(喧嘩)
椎名林檎のアルバム「日出処」の3曲目、
走れゎナンバー
があるかなぁと思います。走れゎナンバーは、ゎナンバーの車を意味してるので、見た目的に「ゎ」が使われているので今回は関係ありません。(そもそもこのゎに着目したのも、ギャル文字の話をしていて....)
となると、宮沢賢治の方に「ゎ」の秘密がありそうです。
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春と修羅はいつ執筆されたか
宮沢賢治は明治29年(1896)に生まれ、大正13年(1924)に春と修羅を執筆しました。
その年代の文芸では、明治維新により外交が始まったことにより様々な動き・ジャンルが派生されました。そのなかの大きな出来事として、明治中頃、言文一致が始まりました。言文一致には正岡子規や高浜虚子らの「ホトトギス」誌など色々絡み合ってくるのですが、今回は結局「ゎ」がどのように使われていたかのみ着目します。
「ゎ」は歴史的仮名遣いです。歴史的仮名遣いとは平安時代から明治時代ころまで使われていました。歴史的仮名遣いだと、
現:いう → 歴:いふ
現:い → 歴:ゐ
みたいなのは記憶になっていると思うのですがそれです。使用頻度?が低かったからあまり記憶になかっただけで、実際
現:こっかい → 歴:こっくゎい
現:かんさい → 歴:くゎんさい
とした表記でした。「か⇆くゎ」の発音に違いはあったものの、江戸時代ころから徐々に消えてったみたいな話もあります。「い⇆ゐ」の発音の違いはそもそも同じだと習ったような気がするんですけどよく分からないです。
とにかく、かを表記する時に2種類あってそれに使われてたみたいです。使わないのになんで残っとるんや、、、と思ったのですが、シークヮーサーとかワが小さいんですかね。今では全部大文字だと思うのですが。とにかく発音で微妙に使いたい時もあるからキーボードに一応残してるのかな。謎や。
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ゎが気になりはじめたきっかけ
「ゎ」について気になりはじめたきっかけは、6時間にわたるジェシーとの会話のなかにありました。
私が会話に集中してない時「ふ〜ん、今トムはLINE見てないってわけね〜」とジェシーが呟き、何やら不穏なものを感じたので急いでラインを確認したら
そこには大量のLINEスタンプと絵文字が....!一通り謎行為について問い詰めた後で、絵文字に使われている文字について気になりだしました。
その文字から派生して、ギャル文字読めるかクイズが行われ、ギャル文字初心者が使う「私ゎ」以外で「ゎ」って使われてるのかな、と思いはじめたのがきっかけでした。
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ということで、中身がない会話をとりあえずブログに書いておきました。もうちょっとブログを書くかななったら写真沢山文少なめの楽しい記事を描きたいなぁとおもいます。
4月ももう折り返し地点ですが健康に気をつけて生活しましょう〜 明日は日曜日!
とむ
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